ガラス建築

ドイツの象徴:ガラスの建築

ドイツの建築といえば、ガラスの建築が象徴的です。

ベルリンハウプトバーンホーフ

ガラスばりの建築がとにかく多い。

フランクフルト中央駅

ガラスの建築

この歴史は1910年代に遡ります。

※ 震災後少しの間書いていた私自身のブログから引用いたします。(少し変えます。)

 ブルーノ・タウトといえば、1914年にガラスの家を発表し、その名を轟かせました。
その背後に、とても奇抜な作家パウル・シェーアバルトがいたことはご存知でしょうか?
タウトは、シェーアバルトの詩から「ガラスの家」の構想のインスピレーションを得たと発言しています。

異なる分野の二人の偉人が、今に続くガラス建築の種を蒔きました。そして今大きく花開いています。

それでは、「ガラス建築」(1914年)のほんの最初の一部をここで軽く訳してみます。
シェーアバルトに一瞬なりきって書いてみます・・・え?
実は・・・彼のあのへんてこりんな生き方がなんだか好きなんです。
(●´ω`●)
日本語では、種村さんの訳で読めるようです。



ガラス建築
                        

パウル・シェーアバルト

 
取り巻く環境と文化発展への影響について

 われわれは、たいてい、閉ざされた空間で生活している。
この空間は、環境を形成し、そこから文化が育まれていく。
われわれの文化は間違いなく、建築物のたまものなのだよ!
もしも、文化をさらに高いレベルにしようと思うなら、いやおうなしに、建築を変えなければならない。それは、われわれが生活する空間から「閉鎖された状態」を取り去ることによってできる。

すなわち、ガラス建築を導入することによってのみ可能なんだ。

ガラス建築というのは、太陽や月、星の光が、幾つかの窓から部屋に届くということじゃない。
可能な限り沢山の、完全にガラスでできた壁によってもたらされるんだ。
それも、色とりどりのガラスだよ。
ガラス建築によってつくられた環境は、われわれに新しい文化を与えてくれるはずだ。


つづく

続きが気になる人は自分で調べてみてくださいね!

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