激動の時期-28歳から35歳
7年区切りの人生論
ルドルフ・シュタイナーは、人生は7年ごとに大きく変化する、
という法則について言及しています。
人生を7年ごとに区切り、
その区切りごとにひとはどう成長していくのか、
大きな枠ぐみとして、人生の指針を示唆してくれています。
28歳ごろから訪れるクライシス
例えば、28歳から35歳は、
迷いが多く、忙しい時期で、多くの人にとって激動の時期です。
一方で、その危機において、
助けになる重要な人や物事、書籍との出会いもあります。
私の場合
28-30歳くらいがすごく辛く苦しかったです。
不安な気持ちがぬぐえないことや、
好きなことを続けている代わりに、安定しない毎日や、
仕事よりも大事な子供ができたりしたら一度、
好きなことよりも安定を選ぶ時期もあるかもしれない。
それでも、不安があっても人生は続いてゆくし、
色々な人生があって、それぞれの問題や課題は違う。
結婚していようが、子供がいるかいまいが、本当に迷いが多い時期なんです。
きっと、多くの人がそれぞれ、激動のなかで試行錯誤しているはずです。
この時期の課題
この時期は、世界はどのように組織されているかを知り、
世界との関係のなかで人生をいかに組み立てていくかが課題だそうです。
0-21歳までの7×3年間が、音楽にたとえるなら、楽器づくりの時期。
21歳から42歳までが、楽器伴奏の練習の時期で、自己教育・自己成長が課題。
35歳から少しずつ与える側に変わっていきます。
42歳から、自分だけの音楽を作曲し、奏でる成熟期。周囲に与える人生がはじまるそうです。
ちなみに、完全な意味で大人になるのは42歳と言われています。
28-35歳のみなさま
自暴自棄になっても仕方がないくらいの激動の迷いの時期、
失敗しても、不安でも、出来ることをコツコツ続けて、
時には怠けて、遊んで、
人生を組み立てていきましょう!
他の時期や、詳しく知りたい方は調べてみてくださいね。
参考 引用
シュタイナーの子育て
クーヨンbooks 1
クレヨンハウス
※ 以前アメブロで運営していたドイツ文学ブログの記事を再度アップしました。