ドイツ対日本の感動的な試合後、ドイツ語の情報源からは「日本の好戦」と、「日本人の清掃する姿」を称賛する記事が多く出てきました。
片付けコンサルタントのこんまりさんは、ドイツでも人気で、こんまりさんとの関連性も書かれています。
また今回の片付けが、家庭や教育の延長にあることもしっかり分析されています。
この整理整頓文化は、「こんまりブーム」と一緒に、世界全体で称賛されています。
その多くは他の国々で見習うべき文化だと帰結します。
日本政府が主導していたクールジャパンは、うまくいかず、
韓国のKpopと映画にその座を奪われた形でした。
しかし日本は、「クリーン・ジャパン」であるのです。ポケモンやワンピースを筆頭にした「漫画・アニメ」も日本が誇る最大の文化です。

日本人はゴミを残さない
一つ例を挙げて、どのように称賛されているのか見てみましょう。「tz」から一部翻訳と引用してみました。
部分引用元:Sauber, Japan! Erst die Deutschen geputzt, dann die Umkleidekabine
正確にたたまれたジャージ、積み重ねられたボトル、折り紙で飾られた鳥のお礼状。日本のサッカー選手のように楽屋を出ていくチームはあまりない。
…FIFAは、汚れのないドレッシングルームの写真を投稿した。

日本人の基本的な美徳である「整理整頓」。これまでのワールドカップでは、日本のサポーターが、持参したゴミ袋にゴミを集めて捨てていたことがすでに話題になっています。大阪大学社会学部教授のノース スコット氏は、2018年ワールドカップのかたわらでBBCのインタビューに応じ、日本人にとって掃除をすることは「自分たちの生き方に対する誇りを示すこと」だと説明した。
清潔さは、家庭内だけでなく、幼い頃から教えられる日本の文化に欠かせないものとされているそうです。「サッカーの試合後の掃除は、学校で教わる教室や廊下をきれいにする基本的な行動の延長線上にある」とノース氏は言います。
英エクスプレス紙によると、ドイツ制覇の信条は、「日本人はゴミを残さない。場所をリスペクトしている」こと。真似をするには、おすすめです。

© FIFA