この記事で、ドイツの「受付に人がいない格安ホテル」の注意点と、トラブル体験談を通して、旅に役立てることができます。ドイツでのホテル選びのヒントになるかもしれません。
【一般的】ドイツのホテルを安く使う方法
- 早期予約:可能であれば、旅行の数ヶ月前に予約すると、より良い料金が見つかります。
- オフシーズンに旅行:ドイツでは、一般に冬の初め(1月~3月)と秋の終わり(11月中旬以降)がオフシーズンとされ、ホテルの料金が下がります。
- 比較サイトを利用:Booking.comやAgodaなどのホテル予約サイトを利用して、最適な料金を見つけましょう。
- ロケーションを選ぶ:大都市の中心部や観光地の近くではなく、少し離れた場所を選ぶと、料金が安くなることがあります。
- 共有宿泊施設やホステルを検討:個室よりもドミトリーや共有ルームを利用すると、さらに費用を抑えることができます。
- 長期滞在割引:長期滞在する場合は、割引が適用されることがあるので、直接ホテルに問い合わせてみましょう。
- キャンセル可能な予約を利用:変動する料金に対応できるように、キャンセル無料の予約オプションを選ぶと良いでしょう。
- ポイントやリワードプログラムを活用:頻繁に旅行する場合は、ホテルのリワードプログラムに参加して、割引や特典を受けられるようにしましょう。
今回は、バスルームやシャワールーム等を共有する場合のホステルの体験談とトラブルを紹介します。
みなさんも、このようなことがないようにぜひ参考にしてください。
受付がないホテルの体験談
旅慣れをしている友人は、パッサウに一時的に滞在している私に会うために、パッサウに来てくれました。
ドイツ国内をたくさん旅しているので、抑えたいのがホテル代のコスト
友人は、私とパッサウの街を観光するため、1泊2日のパッサウの旅を計画しました。
友人は、パッサウの中で格別に安い”ホテル”「パノラマ」を、某予約サイトから予約しました。
今回も格安のホテルを見つけたようです。
ホテル「パノラマ」
今回は、そんな旅慣れしてるはずの私たちの経験したトラブルと解決方法をお伝えします。
パッサウのホテル「パノラマ」への行き方
パッサウ駅からドナウ川に沿ってずんずん歩いていきます。
ちなみに、舟乗り場の近くのここのトイレは、無料で50セントが必要ありません!
ドナウ川沿いの舟乗り場も突っ切って、どんどん先へ進みます。
やがて橋が見えてきます。その橋を渡ったらすぐに「パノラマ」というホテルがあります。
橋から見える美しい市街地の風景
橋の向こうにはお城「オーバーハウス要塞」が見えますのでわかりやすいです。
パッサウの市中心部までは徒歩で約10分です。
このお城のふもとにホテルはありました。素敵ですね。
ホテル「パノラマ」の様子
外観の様子
ホテルの内装と外装の印象の違いが大きい場合がありますね。外から見たとき、ホテルの建物はそれほど印象的ではありませんでした。いくつかの部分ではメンテナンスが行き届いていないように見受けられ、最初は少し躊躇しました。しかし、一歩足を踏み入れると、その状況は一変します。でも、内装はたいていリニューアルされて綺麗なことが多いです。
インターネットの情報では、内装は、美しく整えられていました。モダンで洗練されたデザインが随所に施され、暖かみのある照明が心地よい雰囲気を醸し出していました。
ワクワクして、中に入ろうとしましたが…
受付がない
受付がありません。
誰もいません。そもそも扉が開きません。
これはホテルではないのです。
ようやく私たちは悟りました。普通のホテルとは異なり、これはセルフチェックインホステルで、このプロセスが自動化されており、人との接触がほとんどまたは全くありません。
入室の方法
入室方法は、入口の前に表示されていました。
予約サイトに提出した住所の郵便番号(Postleitzahl)(ポストライトツアール)」の最初の4桁が暗証番号になります。
上記写真にある黒いボックスに、その番号を入力します。鍵を自分で取り、建物に自分で入り、自分で鍵を返して帰るシステムです。
ドイツでありがちなトラブル
実は、自分の住所の郵便番号を「暗証番号として」使うシステムは割とあるらしいです。このシステムは、日本人には少し奇妙に見えるかもしれません。
いつ郵便番号を提出した?
しかし友人は、自分の住所を提供した覚えがありません。
案の定ボックスがあきませんでした。
ホテルの管理会社に電話
このままでは埒があかないので、早速、ドイツのホテルの管理会社へ電話することにしました。 (案内はドイツ語です。)
電話のスタッフが、4桁の番号を教えてくれました。
ところが・・・
ホテル管理会社のドイツ人スタッフが、くれた最初の4桁→NG
次の4桁→NG
次の4桁→NG
本来であれば、あかないはずがありません。なぜならホテルの管理会社が把握せず、他の誰が知っているというのでしょう…。しかし、開くことはありませんでした。
予約した「ホテル予約サイト」へTEL
次に、予約に使った「ホテルの予約サイト」に電話しました。日本語の話せるスタッフが出てきました。
結論としては、予約サイトではどうにもならないらしいです。
開かない・・・
さあ、どうする
みなさんは、こんな時にどうしますか?
<選択肢を、二つ考えてみました>
(1)このホステルへの宿泊は諦めて、他のホテルを予約する。当日予約できるホテルはたくさんあります。
(2)しつこく管理会社に電話して解決する。
ホテル管理会社にしつこくアタックする
もう管理会社に一度アタックすることにしました。
電話内容
ドイツ人(管理側):郵便番号で開くはずだけど?
友人:住所を出してません。
ドイツ人:住所出さずにどうやって予約したの?!ありえないんだけど(切れ気味)
友人:え?
ドイツ人にヘルプを頼む
ついに、どうすることもできず途方に暮れて、ドイツ人の彼氏に助けを呼ぶことにしました。
(最終的には私たちのところへ泊まればいいのです。)
ドイツ人の恋人を呼びました。
まずは、旅行サイトに住所を出していないことに不思議がってました。
どうやらこれが常識のようです。
いずれにしても、4桁の暗証番号をGETしなければ、中に入れません。しかし、もうすでに時間が過ぎて遅い時間になってしまいました。不安ですね。
何度も電話でアタック
何度電話しても、管理会社側は電話に出てくれません。
諦めた頃、ようやく管理側が電話にでて・・・
4つの番号をGET
開かない!!!
客であるドイツ人に中に入れてもらう
途方に暮れていると、そこへ良い感じの若いドイツ人二人がやってきて、そこに泊まるそうで、
ホテルのシステムを色々親切に教えてくれて、建物の中にも入れてくれました。
中はとても綺麗で、部屋の感じも、「素敵」泊まってもいいなあ・・・と感じました。ロビーや共有スペースは、上品な装飾が施され、快適な滞在を約束してくれるようでした。
もちろん、友人の部屋にも鍵がかかっていて、友人の部屋だけはあきません。
中にある管理の電話番号にTEL。
ホステルの建物の中にあった電話番号にかけてみました。それでも、電話が通じません。
ドイツ人の恋人もお手上げで、そろそろ諦めることにしました。友人が別のホテルへ予約する前に、もう一度だけ・・・
保険でお金を下ろすためにも、もう一回予約サイトに電話しようと決めました。(ホテルに泊まれなかった事実を強めるため)
ドイツ人の恋人は、もう一回ドイツの管理会社へ電話。
その予約サイトのスタッフ(日本語)の最終回答
あまりにも私たちがしつこいので、
その予約サイトのスタッフ(日本語)は、ホテルの管理会社に電話してくれて、
もらった回答が
本人じゃないと教えられない。だから、自分で電話してください。
←これは嘘なんじゃないかと思っています。だって、本人じゃない彼氏に番号を教えたのだから。もしかしたら、管理会社に連絡取ってない可能性も…
管理会社がもう一度4つの暗証番号を教える
同時に、ドイツ人の彼が再び管理会社に電話をして、4桁の番号を再びGETできました。
おそらく、友人の管理番号の担当者が出たのだと思います。
電話越しにドイツのおじさんの笑い声が聞こえました。
でも、何の縁もゆかりもない4桁の番号でした・・・・
ガチャリ
あいた〜!!!!!
こういうホテルは珍しいみたいですが、
こういうパターンのホテルもあるので、気をつけてください。
でも、宿泊体験として心地よかったそうです。
皆さんも、パッサウのパノラマさん及び他のホステルのシステムには気をつけてください。
市街地から少し離れたホテル
もし、普通のホテルに泊まりたいと思ったら、市街地内のホテルではなく、市街地から少し離れたホテルを予約してください。
パッサウのコスパ最高のホテル【市街地から遠い】
<ホテル>
パッサウの中央駅からホテルまで2Kmほどありますが、ホテルからすぐに市街地に入ることができます。
車で旅行していたり、「歩くこと」に抵抗がなければ、ぜひ選んでみてください。
動画でホテルを確認できます
01:56~から