ドイツ語を長く使っていると、こんな状態になってきます。
- だいたい通じる
- 会話は困らない
- 生活も問題ない
でも同時に、こうも思うようになります。
「……これ、本当に正確かな?」
私は、この段階に入ってからの勉強こそが、一番大事だと感じています。
「通じる」と「正しい」は違う
たとえば、日常会話では多少ズレていても通じます。
- 単語が少し違う
- 言い回しが雑
- 文法が甘い
それでも、相手は理解してくれる。
とくに親しい関係であればあるほど、「私の癖のあるドイツ語」も理解されてしまいます。
でも、行政・医療・通訳・翻訳の世界では違います。
👉「だいたい合っている」は通用しません。
一語のズレが、意味のズレになります。
私が意識している「3つの確認習慣」
① 違和感を放置しない
会話や文章で、少しでも
「ん?」
「これでいいのかな?」
と思ったら、そのままにしません。
あとで必ず調べます。
小さな違和感ほど、実は重要です。
② 必ず「複数ソース」で確認する
一つのサイトだけでは判断しません。
- 辞書
- 例文サイト
- ネイティブの使い方
- 公的ページ
最低2〜3か所を見るようにしています。
理由は簡単で、間違った情報も多いからです。ドイツ人でも間違えることがあります。
③ 自分の言葉でまとめる
調べて終わりにはしません。
必ずこうします。
「つまり、こういうことだな」
と、自分の言葉に直す。
これをすると、知識が定着します。
なぜ「書く」ことが最強の勉強法なのか
私は、学んだことを記事にするようにしています。
理由は3つあります。
① ごまかせない
文章にすると、理解が甘い部分がすぐバレます。
「あ、ここ説明できない」
=理解不足。
最高のチェック方法です。
② 記憶に残る
書いた内容は、ほぼ忘れません。
読むだけより10倍残ります。
③ 将来の財産になる
数年後、これが
- 実績
- 専門性
- 信頼
になります。
ただの勉強メモでは終わりません。
レベルを上げるためのテーマ
✔ 表現の違い
例
- aufwärmen / warm machen
- Antrag / Anfrage
- Termin / Verabredung|Termin=公的・業務的な予定や予約: Verabredung=私的な約束
Antrag=「正式な申請」
Anfrage=「問い合わせ・質問」まったく別物です。
✔ 制度・書類系
例
- 保険
- 役所メール
- 申請書
✔ 実体験ミス
例
- 勘違いしていた単語
- 言い間違えた表現
- 修正された経験
失敗こそ、最高の教材です。
「完璧」を目指さないのが続くコツ
ここ、すごく大事。
最初から完璧を目指そうとしない。
- 短くていい
- 1テーマでいい
- 途中でもいい
まず出す。あとで直す。
これでいい。
この積み重ねが何につながるか
このやり方を続けると、こうなります。
✔ 表現に根拠が持てる
✔ 迷いが減る
✔ 自信がつく
✔ 信頼される
これは、通訳・翻訳・専門職の基礎体力です。
まとめ|「調べて・書いて・残す」は最強の自己投資
ドイツ語学習は、ある段階から「基本」から「量」が大切になり、そして「精度」が必要になります。
- 何となく使う → 卒業
- 根拠を持って使う → 次の段階