ドイツ請求書の読み方|怖くない、仕組みがわかれば大丈夫

ドイツで暮らしていると、
ある日突然、請求書(Rechnung)が届きます。

歯医者、保険、修理、ネット契約。

ドイツ語が読めても、
「本当にこれ払って大丈夫?」と一瞬止まる。

でも大丈夫。

見るポイントは決まっています。


① まず確認する場所

1. Rechnungsnummer(請求番号)

→ 振込時に必ず必要

2. Rechnungsdatum(発行日)

いつ頃のかをチェック

3. Zugang(到達日)

多くの場合

30 Tage nach Zugang
= 届いてから30日以内

発送日ではありません。


4. Offener Betrag

→ 未払い金額

ここが支払う金額。


② 危険ワードではない単語たち

ドイツ請求書は怖そうな言葉が並びます。

単語意味
Forderung請求額
Zahlungsverzug支払い遅延
schuldbefreiende Wirkung正式に完済になる効力
abgetreten請求権が譲渡された

ほとんどが法的定型文です。

特別な警告ではありません。

請求会社が違うのはなぜ?

「なぜ別の会社から請求が来るの?」

これはドイツではとても普通の仕組みです。

請求書にある

… wurde an uns abgetreten.

は、

👉 「請求権が当社に譲渡されました」

という意味。

つまり、

  • 医者
    → 請求代行会社へ請求権を移す
    → 患者は代行会社へ支払う

という流れです。大事なのは

✔ 請求書に書いてある口座に
✔ 請求番号を明記して振り込む

これだけです。


③ 支払期限を超えると?

よくある文:

Sie geraten automatisch in Zahlungsverzug.

=30日過ぎると自動的に延滞扱い。

でもこれは法律上の説明。

期限内に払えば問題なし

※なお、支払いが難しい場合は、分割払い(Teilzahlung)や支払期限の延長を申し込めることがあります。
請求書に記載された患者ポータルや連絡先から、事前に相談することが可能です。

放置せず、期限内に手続きをすれば問題ありません。

ドイツの歯医者は分割払いできる?請求書に書いてあったことを解説


④ ドイツでの振込方法

基本は銀行振込(Überweisung)

請求書の下にある

  • IBAN
  • BIC
  • Empfänger(受取人)
  • Verwendungszweck(用途)

を確認します。


振込のやり方(オンラインバンキング)

1️⃣ Überweisung を選択
2️⃣ IBAN を入力
3️⃣ 金額を入力
4️⃣ Verwendungszweck に Rechnungsnummer を入力 ←重要
5️⃣ 確認して送信


Verwendungszweck とは?

→ 支払いの目的欄。

ここに請求番号を書かないと、
入金確認が遅れます。

Rechnung Nr. 123456

⑤ 分割払いの場合

請求書に書いてあることが多い

  • Teilzahlung möglich
  • QRコードで申請

自分から申し込む必要があります。

放置はNG。


⑥ 安心ポイント

✔ ドイツは仕組みが明確
✔ 期限を守れば問題なし
✔ ほぼすべて文書で管理

感情的な請求はありません。


⑦ ドイツ請求書を怖がらないために

不安の正体は「わからないこと」。

単語を分解すれば、

ただの制度の文章。

今日読んだその一枚は、ドイツで生きる力そのものです。



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