3年に一度 ドイツ・ネルトリンゲンの「中世祭り」

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3年に一度のドイツ最大の中世祭り

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ネルトリンゲンのStadtmauerfest(シュタットマウアーフェスト)

Stadtmauerfest(市壁祭り)

ネルトリンゲンのStadtmauerfest(市壁祭り)は、ドイツのバイエルン州にある歴史的な町「ネルトリンゲン」で開催される、3年に一度の祭りです。この祭りは、ネルトリンゲンの保存状態が良い中世の市壁と、その豊かな歴史と文化を称えるために行われます。Stadtmauerfestは、地元住民と観光客を古い時代へと誘い、中世の雰囲気を再現する多彩なイベントで知られています。
 
お祭りには、地元民と観光客が一緒になって楽しむよ!

ネルトリンゲン

ネルトリンゲンはドイツのバイエルン州にある歴史的な町で、その大地が平らな理由は、約1500万年前の隕石衝突によって形成された独特の地形、すなわち隕石クレーターに由来しています。この衝突は、現在「リースクレーター」として知られている巨大な穴を作り出しました。リースクレーターは直径約24キロメートルに及び、この衝突によって生じた圧力と熱で地表が一時的に溶け、その後冷え固まって平坦な地形を形成しました。

平坦な大地:衝突によって形成されたクレーターは、時間とともに侵食され、平坦な盆地を形成しました。この平坦な地形は農業に適しており、周囲の風景とは一線を画しています。

1500年前に隕石が落ちたその場所に、今もほぼ完璧な形で残された城壁の中には、まるで中世そのままの町

2019年のシュタットマウアーフェスト

【祭りの特徴】この祭りでは、中世の衣装を着た参加者、騎士の試合、伝統的な音楽、ダンスが見られます。市民や参加者が中世の人々の生活を再現することで、訪れる人々は時間を遡ったかのような体験ができます。

3年に一度のStadtmauerfestの時期が来ると、ドイツの古都ネルトリンゲンはまるで時計の針を巻き戻すかのように、中世の街並みへと変身します。この祭りを訪れることが初めてだった私は、何を期待して良いのかわからず、普段着でその歴史的な舞台に足を踏み入れました。

街に着いた瞬間、私は時代を超えた旅人になったような気持ちになりました。

 

 

 

目の前に広がるのは、絵本から飛び出してきたかのような中世の風景。

 

街中を歩く多くの人々が、細部にまでこだわった中世の衣装を身に纏い、その時代の住人になりきっていました。

商人が並べる露店には、当時の生活を彩った様々な品々が展示されており、古き良き時代の市場が蘇っているかのようでした。

 

 

この祭りの魅力は、ただ過去を振り返るだけではありません。中世の衣装を身に纏った参加者たちの姿や、当時の技術で作られた商品が並ぶお店を眺めていると、「中世ってこんな感じだったのかな」と、その時代がどのようなものだったのかを、とても身近に感じることができました。

 

 

Stadtmauerfestは、歴史の教科書に書かれたことばを超え、中世の日常を肌で感じることができる、貴重な体験を提供してくれます。

コスチュームギャラリー

中世と現代のドイツ料理 や 中世のお洋服や靴やグッズ  

様々な催し物:Stadtmauerfestでは、中世の市場、手工芸品の展示、古典的な食事の提供、そして子ども向けの活動など、すべての年齢層を対象とした多種多様なプログラムがあります。

この祭りでは、華やかなパレードや子供向けの遊び、さまざまな催し物が終日行われ、夕方から夜にかけては、幻想的な雰囲気が街を包み込みます。特に印象的なのは、夜になると「悪魔」のようなキャラクターも登場し、祭りに神秘的なムードをもたらしていました。この光景は、まさに目を見張るものがあり、参加した誰もが満足感に浸ることでしょう。

日本人にはあまり知られていない?

しかし、この素晴らしい祭りにもかかわらず、日本人の姿はほとんど見られませんでした。もしかすると、この祭りがまだ十分に知られていないのかもしれません。3年に一度のこの特別な機会を、もっと多くの人に体験してもらいたいと強く感じました。

お土産:中世の魔法を持ち帰る

 

ネルトリンゲンのこの歴史的な祭りでは、中世の生活を彩ったアイテムや、地元の職人技を感じさせる品々がたくさんあります。これらのお土産は、祭りの記憶を永遠に刻む宝物となり得ます。

 

独特なお土産の選択肢

  • 手工芸品: 地元の職人によって一つ一つ丁寧に作られた手工芸品は、最も人気のあるお土産の一つです。中世の装飾品や衣類、革製品、木製の玩具など、様々なアイテムがあります。

  • 伝統的な食品と飲料: ドイツの伝統的な食品や飲料も、家族や友人へのお土産に最適です。中世風のパッケージに包まれた特別なスパイスやハーブ、地ビールやリキュールなどが、祭りの味を再現するのに役立ちます。

  • ジュエリーと装飾品: 中世のデザインを現代の技術で再現したジュエリーや装飾品。これらのアイテムは、特別な日やイベントで身に着けることで、祭りの美しい思い出をいつでも思い出すことができます。

  • アートと記念品: 祭りを記念したアート作品やポスター、ポストカードは、その経験を視覚的に記憶に留めるのに最適です。地元のアーティストによって描かれた美しい風景や祭りの瞬間を捉えた作品は、家やオフィスを飾るのにぴったりです。

 
普段着で来てしまった私は、コスチューム姿にとても憧れました!中世のドレスが欲しい!
 
コスチュームを揃えるおすすめは、中世祭りを楽しみながら、少しずつアイテムを揃えていくことらしいよ!

こちらのお洋服は 98ユーロ。 でも、サイズが…私は小さい。  

中世風革のバック

こちらは25ユーロ。中世風の現代でも使える皮のバック。こちらのバックを初めての「中世まつり」として買いました。上記の写真のように、こんな感じで、開けます。  

肩紐が気に入らなかったので、皮の肩紐3ユーロ

バック本体はとても可愛いのですが、肩紐は自分でカスタマイズしてみました。

  魔女の飲み物

「魔女の飲み物」と言う名のリキュール味は、バニラ、梨、蜂蜜など。

今回はこちらのリキュールもお土産に買いました。

中世まつりの動画

0:52~ ネルトリンゲンの中世まつりの様子が見れます。

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