
ドイツ旅行で一度は訪れたいノイシュヴァンシュタイン城。
「ミュンヘンからどう行くの?」「チケットはどこで買うの?」と迷う方に向けて、この記事では実際に行って分かったルートとコツを紹介します。
フュッセンの街歩きやカフェ情報もまとめました。
ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城への行き方(メインガイド)

電車でのアクセス(ミュンヘン → フュッセン)
- 所要時間:約2時間(直通あり)
- バイエルンチケット利用で往復・バスもお得に
ミュンヘン中央駅(München Hbf)からフュッセン駅(Füssen)へは、
ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)の快速・普通列車(REまたはRB)でアクセスできます。
所要時間はおおよそ2時間前後。
乗り換えの有無でルートが2種類あります。
乗り換えなしルート(おすすめ)
時間帯によっては、ミュンヘン中央駅からフュッセン駅までの直通列車(RE)が運行されています。
座っているだけでOKなので、初めての方や大きな荷物がある方におすすめです。
朝の便が特に人気で、観光客も多く利用します。
💡 ポイント
- 所要:約2時間
- 途中での乗り換え不要
- 席は自由席(早めの乗車で座りやすい)
ブーフローエ駅(Buchloe)で乗り換えるルート

直通がない時間帯は、ブーフローエ駅(Buchloe)で乗り換えになります。
乗り換え時間は通常10分前後で、同じホームまたは隣のホームに接続しているため迷うことはありません。
ブーフローエ駅でフュッセン行きの列車(REまたはRB)に乗り換えます。
小さめの車両ですが、窓が大きくて景色がとても綺麗!のんびりしたローカル線の旅を楽しめます。

💡 ポイント
- 所要:約2時間10分〜20分
- 乗り換え1回(わかりやすい構内)
- 列車の本数が多く、時間調整しやすい
ミュンヘン中央駅の乗り場について
フュッセン方面行きの列車は、ミュンヘン中央駅のやや奥のホーム(20番台あたり)から出発することが多いです。
電光掲示板に「Füssen」または「Buchloe行き」と表示されているホームを確認して向かいましょう。


お得に行くなら「バイエルンチケット」
ミュンヘン〜フュッセン間は、バイエルンチケット(Bayern Ticket)でOK。
1日乗り放題で、電車・バス・地下鉄が全て利用可能です。
【2025年最新版】バイエルンチケット|人数が増えるほどお得!
▶︎ チケット検索は【ドイツ鉄道公式サイト(bahn.de)】から可能です。
▶︎ 海外旅行補償つき【エポスカード】を1枚持っておくと安心です。
フュッセン駅からノイシュヴァンシュタイン城までの行き方(バス・徒歩・馬車)

フュッセン駅を出たらバス停へ
フュッセン駅(Füssen)に到着したら、出口を出てすぐ正面を見てください。
道を挟んだ向こう側にバス停が見えます。
観光客が並び始めていることが多いので、すぐにわかります。

📍 バス停の位置
駅を背にしてまっすぐ進み、信号を渡るとすぐです。
ホーエンシュヴァンガウ行きのバスに乗車
フュッセン駅前から出ている73番または78番のバスに乗ります。
どちらも約10〜15分で目的地「ホーエンシュヴァンガウ(Hohenschwangau)」に到着します。
💡 ポイント
- 終点が「ホーエンシュヴァンガウ」なので、降り間違える心配なし
- 乗車時にチケットを見せます(ドイチュランドチケットも利用可)
- 料金はバイエルンチケットにも含まれます


バスの窓から終着点が見えます。乗客がここで皆降りるのでわかりやすいです。
ホーエンシュヴァンガウ到着後:チケットセンターへ
バスを降りたら、まずはチケットセンター(Ticket Center Hohenschwangau)を目指します。
道路沿いに案内板があり、数分で到着します。

地図(Local Map from Hohenschwangau)
現地案内板には、城・バス停・馬車乗り場・トイレの位置が分かりやすく表示されています。
チケットセンターの位置づけと役割
1. 電子チケットを持っている場合
- チケットセンターに行く必要はありません。
公式サイトやGetYourGuideなどでオンライン予約済み(QRコードつき)の場合、
そのまま指定時間にお城の入場口へ向かえばOKです。 - ただし、入場時間に余裕をもって城の麓(ホーエンシュヴァンガウ)に到着しておくと安心です。
🕐 ※城の入口までは坂道を30〜40分かけて登るため、
時間ギリギリに行くと入場時間を逃すことがあります。
📍 2. チケットセンターは“行き先の目印”として便利
- 電子チケットがあっても、
「どこから登るの?」「バスや馬車はどこ発?」 という時の基準になります。 - チケットセンター前に「徒歩」「馬車」「バス」の案内表示とマップがあるので、
まずそこまで行けば道に迷いません。
見た目も特徴的(白い建物に “Ticket-Center Hohenschwangau” の文字)で、
観光客が集まっているので分かりやすいランドマークです。
3. まとめ
| 状況 | チケットセンターでの手続き | 行く必要 |
|---|---|---|
| 紙チケットや現地購入 | 必要(受け取り・購入) | ✅ 行く必要あり |
| 電子チケット(QRコードつき) | 不要(そのまま入場可) | ❌ 手続き不要。ただし目印として便利 |
| オンライン予約+現地引き換え指定 | 受け取り必要 | ✅ 必ず行く |
チケットなしでも楽しめる?ノイシュヴァンシュタイン城の外観観光について
中に入らない場合も、十分に見どころあり!
ノイシュヴァンシュタイン城は、外観を眺めるだけでも感動するほど美しいお城です。
実際、時間がない人や小さな子ども連れの旅行者は「外観だけ見学」というケースも多いです。
特に人気なのは、城の外から見上げる姿と、マリエン橋(Marienbrücke)からの眺め。
この2つだけでも「行ってよかった!」と思えるはずです。
中に入らない人のおすすめルート
- フュッセン駅 → バス73/78番 → ホーエンシュヴァンガウ下車
- チケットセンター前の広場を通り、
「徒歩」または「シャトルバス」でマリエン橋方面へ - マリエン橋から城を見下ろす絶景を満喫!
- 余裕があれば、城の門前まで行って外観を近くで眺める
外観観光の見どころ
| 見どころ | 内容 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| ホーエンシュヴァンガウのふもと | 湖と城のシルエットを遠景で | 約15分 |
| 城の門前(チケットなしエリア) | お城の外壁を間近で見上げられる | 約10分 |
| マリエン橋 | 絶景ポイント。全体が見える写真スポット | 約30分 |
💡 注意点
- 城の中(ツアー)はチケット必須・予約制。
中に入らない場合も入場ゲート付近までは無料で行けます。 - マリエン橋は天候によって閉鎖されることがあります。
事前に掲示板で確認しましょう。 - 坂道が多いので、スニーカーなど歩きやすい靴が◎。
現地マップの見方(Local Map from Hohenschwangau)

ホーエンシュヴァンガウのバス停を降りると、すぐ近くに観光案内板(Local Map)があります。
ここには、ノイシュヴァンシュタイン城やホーエンシュヴァンガウ城、
チケットセンター・馬車乗り場・トイレなどの位置が分かりやすく表示されています。
📍 案内板の主なポイント
| 表示箇所 | 内容 | メモ |
|---|---|---|
| 🏰 Neuschwanstein Castle | ノイシュヴァンシュタイン城(坂の上) | 徒歩・馬車・バスの3ルートあり |
| 🏯 Hohenschwangau Castle | ふもとにあるもう一つの黄色いお城 | 外観見学も人気 |
| 🎫 Ticket Center | 入場チケットの購入・受け取り場所 | 予約引換や案内の目印に |
| 🐴 Kutschenstand (馬車乗り場) | 「Hotel Müller」前の広場 | 上り馬車はここから出発 |
| 🚌 Bus Stop | フュッセン方面行き・マリエン橋方面行き | バス番号73/78を確認 |
| 🚻 Toilet / WC | チケットセンター近く | 有料(1ユーロ)・清潔 |
現地マップの使い方のコツ
初めて訪れる人は、まずこの案内板の前で行きたいルートを確認しておくと安心です。
特に、「どの方向に坂道が続いているのか」「マリエン橋はどちら側か」を把握しておくと迷いません。
現地の地図はイラスト風で見やすく、主要ルートには距離や徒歩時間も書かれています。
写真を撮っておくと、登り道の途中でもスマホで確認できて便利です。
バスを降りたら、まずは現地案内板(Local Map from Hohenschwangau)を確認!
ここをスタート地点に、チケットセンター・馬車乗り場・徒歩ルートがすべて見つかります。
迷わず行動できるので、観光のスタートにぴったりの目印です。
チケットセンターが最初の目印

徒歩・馬車・シャトルバスを選べます

徒歩:徒歩は坂道を40分ほどでいけます。散歩が気持ち良いです。(元気ならオススメ!)
馬車:ホテル・ミュラー前から城の手前まで馬車で行けます。そこから城まで徒歩で約5分。(有料)
シャトルバス:ホーエンシュヴァンガウのふもとにあるバス停とマリエン橋近くのバス停がつながっています。マリエン橋まで徒歩2分。城までは徒歩15分です。(有料)
道中に見える二つの城の姿を楽しもう
道中に見える「ノイシュヴァンシュタイン城」と「ホーエンシュヴァンガウ城」をあらゆる角度から見るのも一つの醍醐味です。また、バイエルン地方特有の絵のような風景に息を飲むでしょう。
写真では味わえない生の姿を見るのは一生に一度体験するといいかも。

城門

城門からの城内は、チケットが必要ですがそこまでは自由に行き来できます。
マリエン橋から見える絶景のノイシュヴァンシュタイン城
城まで坂を登りきったら、城の城門とは反対方向に歩きます。
こちらが城のハイライトになります。
マリエン橋はとても高いところに造られた橋。ちょっと怖いけど、ここの眺めは一度体験してみてほしいです。

動画で楽しむ ノイシュヴァンシュタイン城の旅
お勧め!動画でまとめて流れを掴むことができます。
事前準備:チケットの予約について【城内見学する場合のみ】
ノイシュヴァンシュタイン城の城内を見学するにはチケットが必要です。
人生で一度は訪れてほしい、美しく幻想的な場所。
ほかにも、「ホーエンシュヴァンガウ城」や「バイエルン王家の博物館」なども見学できます。
ただし、城内に入らなくても外観だけで十分楽しめるスポットでもあります✨
チケットの入手方法は2種類
- 現地購入(チケットセンター)
- オンライン購入(公式Webサイト)
当日購入の場合
城のチケットは、現地のチケットセンター(Ticket Center Hohenschwangau)で購入できます。
ただし、シーズン中は長蛇の列になるためあまりおすすめできません。
現地購入のほうが少しだけ割安ですが、午前中で完売することもあります。
💡 ポイント
- オフシーズンなら現地購入でもOK
- 夏休み・連休シーズンはオンライン予約が安心
Webでのチケット購入(おすすめ)
ノイシュヴァンシュタイン城の公式サイトから予約できます。
サイトは英語またはドイツ語対応ですが、Google翻訳機能をONにすれば日本語でも操作可能です。
👉 チケット予約サイトはこちら
Webのイシュヴァンシュタイン城 公式チケット予約ページ
予約のコツ
旅行シーズン(特に7〜8月)は、1ヶ月以上前に満席になることも。
予定が決まったら、できるだけ早めに予約しましょう。

例えば、シーズンの8月1日に予約表を見てみるとほとんど埋まっています。
つまり、予定が決まったら早く予約を入れる必要があります。

見学ツアーの言語とオーディオガイドを選べます。


城内見学はすべてガイドツアー形式です。
言語は 英語(Englisch) または ドイツ語(Deutsch) から選択できます。
もし英語やドイツ語が不安な方は、オーディオガイド(Audio Guide) 付きのツアーを選びましょう。
日本語音声のガイド機器が用意されています。
入場方法(電子チケットの場合)
購入後、登録したメールアドレス宛にQRコード付きPDFチケットが届きます。
支払い完了後にPDFをダウンロードし、スマホで表示または印刷して持参すればOKです。
指定されたツアー開始時刻の10〜15分前までに、城の中庭(Courtyard)へ到着しておきましょう。
【日帰り旅行】ミュンヘンからもアクセス可能!
ミュンヘン中央駅から電車で約2時間。
朝出発すれば日帰り観光も十分可能です。
行き方も簡単で、電車+バスの組み合わせだけで行けます。
💡 おすすめ
- ミュンヘン滞在中の1日観光にぴったり
- 片道約2時間で“夢の城”を訪問できる
【宿泊】夜のライトアップを楽しみたいなら滞在もおすすめ
ゆっくり滞在したい方には、ホーエンシュヴァンガウやフュッセンのホテルもおすすめです。
城のライトアップを部屋から眺められる宿もあります。
| ホテル名 | 特徴 |
|---|---|
| 🏰 ホテル ヴィラ・ルートヴィヒ(Hotel Villa Ludwig) | ほとんどの部屋からノイシュヴァンシュタイン城が見える高級ホテル |
| 🌹 ロマンティック・ペンション・アルブレヒト(Romantik Pension Albrecht) | 6室中4室から城が見える、アットホームな宿 |
帰りのバスに要注意!フュッセン駅行き
ホーエンシュヴァンガウからフュッセン駅へ戻るときは、複数のバス路線があります。
行きと同じように、73番または78番のバスが主流ですが、
ほかにも「9606」や「9651」など、似たような番号のバスが出ていることがあります。
どのバスも最終的にはフュッセン駅方面へ行くものの、
中には途中で別方向(周辺の村など)に向かう便もあるため注意が必要です。
特に夕方以降は本数が減るので、
乗る前にバスの前面に表示されている行き先(Füssen Bahnhof)を必ず確認しましょう。
不安なときは運転手さんに「Füssen Bahnhof?」と聞けば大丈夫です。
💡 帰りの目安
ノイシュヴァンシュタイン城からの観光を終えたら、
バス停に着いたタイミングで次の出発時刻を先にチェックしておくと安心です。
【体験談】今回のふらり旅
ノイシュヴァンシュタイン城の旅費をおさえたい方は、
私の【節約ふらり旅】の体験記も参考になると思います。
交通費・チケット代・宿泊費など、リアルな一人旅の費用をまとめました👇
✏️ 【Note】節約ふらり旅|ドイツ・ノイシュヴァンシュタイン城編
🎥 動画でも旅の雰囲気を紹介しています👇
【YouTube】ノイシュヴァンシュタイン城ふらり旅 – 日帰りで行く夢の城
✈️エポスカードは、ワーホリや留学の“守り”にもなる1枚
実は私自身、留学や旅行中にスーツケースの破損と、コロナ関連の診察・陰性証明書の費用でエポスカードの海外旅行保険にお世話になりました。
カードを持っているだけで自動付帯の保険がついているので、
「まさか」の時にも金銭的にとても助けられました。
エポスカードは年会費無料なのに、海外旅行保険が自動でついてくるのが強み。
医療費補償や携行品損害(スーツケースやスマホなどのトラブル)までカバーされています。
✅おすすめポイントまとめ
- 年会費無料で持てる
- 持っているだけで保険が適用(出国前の利用条件なし)
- 海外でもサポート窓口ありで安心
- ワーホリ・短期留学・旅行中の万が一に備えられる
たくさんの準備に追われるワーホリ前、「何を持っていくか」も大事だけど、
「どう守るか」も同じくらい大切です。
エポスカード公式サイトはこちら↓
*少し開くのに時間がかかります
💳エポスカードの詳細はこちら
年会費無料・海外旅行保険つきで、ワーホリや留学前の1枚に最適です。
公式サイトから簡単に申し込めます(発行まで最短即日)🌍
※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。