コロナの状況下、ドイツへ出発

外国人未婚パートナーに対するコロナ制限解除 

 ホルスト・ゼーホーファー連邦内相は、2020年8月10日から、第三国からの未婚パートナーのドイツ入国を認めました。これを機会に、私も書類をそろえてドイツへ行くことになりました。つまり、シェンゲン協定を結んでいない国々の未婚のパートナーの行き来が可能となりました。日本もシェンゲン協定を結んでいない国なので、8月10日以降ドイツへ入国可能となりました。

必要書類

 未婚のパートナーを証明するにはいくつかの書類が必要です。まず、関係を証明する書類。上の写真はその書類の一部です。この書類には、それぞれのサインも必要ですし、国外に一緒に住んでいたことを証明するもの、あるいは、ドイツで会った事を証明する必要があるとしています。

私たちは両方に該当するので、とりあえずパスポートのスタンプ、去年のチケット、写真、それから、「ドイツ人の恋人が私を招待するという書類」、彼が日本にいたときの書類、彼のEUの身分証明書のコピーなど準備を万全にしました。

万が一、フランクフルト空港から帰されてしまっては、元も子もありません。

閑散とした成田空港

2020年9月18日。すべての対面での仕事を終え、オンラインでできる仕事を残して、成田空港へ。驚いたのはいつもの賑わってる成田空港ではなく、閑散としていました。

とりあえず、JALカウンターでチェックイン。いつもならすごく並ぶのに、今日はすぐにできました。JALのお姉さんお兄さんが、書類をチェック。書類はドイツ語なので最終的には判断がはっきりわからなかったようですが、時間をかけて「大丈夫でしょう」ということになりました。自分としては、ドイツ政府から望まれている書類よりも多く持ってきたので自信がありましたので、「大丈夫です!」と説得しました。

国際線は、見事に人もお店もほとんどやっておらず、第3ターミナル(国内線)でお買い物することにしました。こちらは結構賑わっていました。急いで買い物をして、出国の手続きへ。

もちろん、荷物検査も身体検査も人がいないので簡単に終わり。

楽しみにしていたお店はほぼ全部閉店状態。

全部で4店舗ほど空いていました。最近再開したそうです。

フランクフルト行きは、ほとんど外国人で、十数名くらいでした。本当に少なくて、頻繁にJALのCAさんが話しかけてくれました。

フランクフルト空港も同じく人が少ない・・・

いつもなら列をなしている、入国審査も、あっさり通過しました。「英語?ドイツ語?」といつものように言語を問われ、ドイツ語で回答。いつもよりは色々聞かれましたが、「なぜドイツへ?」という質問への回答に書類を渡したら、少し書類をチェックしたあと、あっけなくパスポートへスタンプを押してくれました。JALカウンターでのチェックはなんだったんだ・・・

これは、私の長年の経験なんですが、ドイツにおいてドイツ語が話せるということはとても重要な気がしています。ドイツ語を話せるということで少なからずこういった時に何かしらプラスに働いていると思っています。

あっさり全てを通過したので、彼氏より先にフランクフルト空港へついてしまいました。

フランクフルト空港は、やはり閑散とした空気で、ソーシャルディスタンスを促すものがちらほらと。マスクは絶対なので、マスクをみな着用していました。

実は、検査をするのかと思っていたのですが、私は検査されませんでした。日本の便だからではないか?と彼は考えていますが、どうなのでしょうか。

帰りの便ではおそらくあると思います。つまり、日本への再入国は厳しいチェックが待っている気がしています。

ミュンヘンでは、マスクをしないと罰金が取られるそうです。お店にはマクスなしでの入店を認められていません。皆それを守っています。ソーシャルディスタンスもすごくできていて、日本よりもその辺はうまくやっているように感じます。またレポートします。

ようやく会えました!日独カップル

ミュンヘンの外れにある街の森の中を散歩中の写真。ようやく会えました!ありがとうドイツ政府!

Advertisement