フレンスブルク観光 :ドイツとデンマークを結ぶ北の港町【ドイツ旅行体験記】

フレンスブルクはドイツ北部に位置する港町で、デンマークとの国境に近いです。

町は中世からの歴史を持ち、美しい海岸線、歴史的建造物、そして多文化が魅力です。

 

シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州に位置しています。

 

この記事では、ドイツ北部フレンスブルクの1泊2日の旅の全貌がわかります。

 

フレンスブルクへの交通手段

フレンスブルクへのアクセスには、車、鉄道、バスが主な交通手段です。

 

この町はドイツの主要高速道路網に接続しており、また、地域および長距離を結ぶ鉄道サービスが利用可能です。

 

加えて、地域内外への定期バス路線も充実しています。

鉄道でのアクセス

フレンスブルクへの鉄道でのアクセスは、ドイツ国内の様々な都市からの接続を利用することができます。

主要なルートは以下の通りです。

  • ハンブルクからフレンスブルク: ドイツ鉄道が運行する直通のインターシティ(IC)または地域列車(RE)を利用することができます。ハンブルクからフレンスブルクまでは約2時間20分程度で到着します。
  • キールからフレンスブルク: 地域列車(RE)を利用して、直接フレンスブルクへ行くことができます。所要時間は約1時間です。

フレンスブルク駅から、駅の中心にはここからバスで5分ほどです。歩いても行けます。

例えば、バス800でバスターミナル(ZOB)まで5分です。

車でのアクセス

車でハンブルクからフレンスブルクへのアクセスは、アウトバーンで比較的簡単です。

 

ハンブルクからA7を北に進みます。

 

フレンスブルクの方向へ直接続いており、途中で特に複雑な乗り換えや大幅な方向転換をする必要はありません。

一般的にはハンブルクからフレンスブルクまで約2時間程度です。

フレンスブルクからミュンヘンまでは、車で走行時間9時間。(休憩抜きで)時速は平均110キロでした。

Flensburg ZOB(中央バスターミナル)

バスでハンブルクからフレンスブルクへのアクセスは、長距離バス会社を利用することで可能です。

 

ドイツではフリックスバス(FlixBus)などの長距離バスサービスが発達しており、コストパフォーマンスの良い移動手段として人気があります。

 

 フリックスバスは毎日フレンスブルクとハンブルクの間で複数の便を運行しており、所要時間は約2時間15分から2時間40分程度です。格安で旅行ができます。サイトでは、オンラインで簡単にチケットの予約が可能です。

 

フレンスブルクのZOB(中央バスターミナル)は、フリックスバスやシンドバッドなどのバス会社が運行する重要なバスターミナルです。

バスターミナルから街の中心部へすぐです。

観光インフォメーション

観光インフォメーションは、中央バスターミナル(ZOB)からすぐ。ニコライ通り沿いにあります。

歩行者天国

フレンスブルクの歩行者天国は、この港町の中心部に位置し、買い物、散策、そして文化体験のための魅力的な場所です。

このエリアは、主に「ホルム通り」(Holm)と呼ばれる古い街並みが中心となっています。

ホルム通りはフレンスブルクの歴史的な心臓部であり、中世の雰囲気を色濃く残しています。

石畳の道、歴史的な建造物、そして色鮮やかなファサードが特徴的です。

Hofと呼ばれる中庭

フレンスブルクの街の特徴は、街の路地にあるHofと呼ばれる中庭で、そこには魅力的なお店がたくさんあります。

このHofは通りの至るところにあります。

見分け方はとても簡単で、路地の前にその路地の形をした目印と看板があります。

Holmhof

Hof Borgerforening

Neptunhof

聖ニコライ教会:St. Nikolaikirche

ニコライ教会は、ホルム通りにあります。

マリエン教会:Marienkirche

ホルム通りからグローセ通り、ノルダー通りに進むと、高い塔のマリエン教会(Marienkirche)があります。

港の風景

フレンスブルクの魅力の一つが港の風景です。

船舶博物館:Flensburger Schifffahrtsmuseum

港に沿って歩いて行くと、船舶博物館:Flensburger Schifffahrtsmuseumがあります。

北門:Nordertor

ノルダー通り

おすすめホテル: Limehome フレンスブルク

Limehomeという会社の、アパートメントタイプのホテルは、受付なしのデジタルチェックインのホテル。

フレンスブルクの歴史的な心臓部ホルム通りにあります。

ロケーションが最高。港も近いです。

料理もできます。ネックはパーキングに苦労したこと。 コスパ最高で、おすすめします。

デジタルチェックイン

歩行者通りにあるホテルで、暗証番号で建物や部屋に入ります。

フレンスブルク・ギャラリー・ショッピングセンター(Flensburg Galerie)の地下駐車場に、車を停めました。一泊15ユーロほどでした。

おすすめカフェとレストラン

海鮮理店 Piet Henningsen

現地人にもおすすめの魚介レストラン。新鮮で美味しい魚料理を食べることができます。

港沿いにあります。口コミの高評価にも納得です。

Restaurant Piet Henningsen

レストラン内には、不思議なコレクションがあります。

目を引くのは、大きな甲羅を持つ亀の剥製で、その周囲には様々なサイズと形の貝殻が配置されています。

フグの剥製も天井に吊り下げられていました。

フレンスブルクの有名な魚料理店は本当に美味しかったです!

おすすめを頂きました。

最高の料理は、それだけで幸せにしてくれますね。店員さんが天使に見えます。

 

FLENSBURGER FISCHTELLER € 28 Filet vom Lachs, Seelachs und der Scholle auf Muschelfleisch und Gemüse-Julienne sowie Pommery-Senfsauce; dazu servieren wir Bratkartoffeln

フレンスブルガー魚料理 28ユーロ:鮭、タラ、カレイのフィレに貝肉と野菜のジュリエンヌ、ポメリー・マスタードソースを添えて。それに、焼きじゃがいも

 

<こちらの料理もおすすめ>

 
GEBRATENE SCHOLLE BÜSUMER ART € 29 belegt mit Rührei und Nordseekrabben
ビューズム風焼きカレイ 29ユーロ スクランブルエッグとノースシークラブをトッピング   * ビューズムは、ドイツのシュレスヴィヒホルシュタイン州のディットマールシェン地区の地名です。
 
 

Norder Cafe

ノルダー通り沿いにあるおしゃれなカフェで、待ち合わせにピッタリ。

AN LAC VEGAN :デパート併設のヴィーガン料理店

フレンスブルク・ギャラリー・ショッピングセンターに位置するベジタリアン・アジアンレストランです。

ベトナム料理を多数提供しています。

特に中央の餃子がおすすめ

香りのする甘いものの詰め物スイーツです。

ココナッツカフェ

デパート併設のカフェ

ジンジャーティーは、家でも作れます。Bioのジンジャーとハチミツで。Bioじゃなくても皮を剥けばOK。

特殊な天候

この地域は、海洋性気候の影響を受け、比較的穏やかな冬と涼しい夏が特徴です。

風が強く、霧が発生しやすいのもこの地域の特徴の一つです。

 
風が強すぎて、雨が降っても傘がさせないので、雨具を着るという話も聞いたよ

デンマーク語が話せる人がいる

フレンスブルクとその周辺地域では、ドイツ語が主要言語ですが、デンマーク国境に近いため、デンマーク語を話す人々もいます。

この地域は歴史的に多文化的であり、デンマークとの繋がりが深いため、ドイツ語とデンマーク語の両方での表示を見ることができます。

また、低地ドイツ語(Plattdeutsch)も地域の言語として根付いています。

 
ドイツ語とデンマーク語が話せる人は、仕事にはコペンハーゲンに行く人が多いみたいです。

挨拶はモイ!

「モイ」は、北ドイツやデンマークの一部地域で使われる挨拶の言葉です。

特にシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州やフレンスブルク周辺地域など、低地ドイツ語圏やデンマーク語圏の影響を受ける地域で一般的です。

「モイ」は日中のどの時間帯にも使える非常にカジュアルな挨拶です。

親しみやすさとフレンドリーな雰囲気を伝える言葉として親しまれています。

近郊の見どころ:グリュックスブルク城 (Schloss Glücksburg)

フレンスブルクのバスターミナル(ZOB)から30分ほどで到着します。

Schloss Glücksburgで下車・徒歩5分。

グリュックスブルク城公式サイト

北ヨーロッパで最も重要なルネッサンス様式の城の一つとされています。

この建築物は、水城であり、フレンスブルク湾に面したグリュックスブルクに位置しています。

内部見学も可能です。