【ドイツ旅行】ミュンヘンで電車に乗る:一日券の買い方

この記事では、ミュンヘンのゾーン制とドイツ観光で便利な「一日券」の切符の買い方を学べます。

一日券はこんな形です

Single-Tageskarte (シングル一日券)はミュンヘン市内を観光するには最適です。

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ミュンヘンはゾーン制

ミュンヘンの公共交通機関は、MVV (Münchner Verkehrs- und Tarifverbund) によって運営されており、市内を含む広範囲をカバーします。

MVVの運賃システムはゾーン制に基づいており、ミュンヘンとその周辺地域を複数のゾーンに分けています。

このゾーンで、利用者が移動する距離に応じて運賃を決定します。

 

 

ミュンヘン駅マップPDF

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Mと1−6のゾーン制

ゾーン制では、Mゾーン(ミュンヘン市内中心部をカバー)、1-6のゾーン(ミュンヘンの周辺地域および近郊をカバー)に分けられています。Mゾーンはミュンヘン市内の中心部をカバーしており、そこから外側に向かうと1から6までのゾーンがあります。

ゾーン制の仕組み

例えば、Mゾーン内のみで移動する場合は、Mゾーン用のチケットが必要です。

Mゾーンから1ゾーンの地区にある場所へ行く場合「M-1」、2ゾーンまでを通過する場合は「M-2」など、それぞれ異なるチケットが必要になります。

これにより、利用者は自分の移動距離に応じた最適なチケットを選択できるようになります。

主に観光で必要なゾーンは「M」ですが、「ミュンヘン空港」はゾーン5、また格安のホテルは他のゾーンであることが多いので切符を買うときのゾーンには気を付けましょう。

Single −Tageskarte(シングル一日券)の買い方

例えば、S6のガウティング駅は、1のゾーンに入っています。もし、ガウティングからミュンヘン市内を遊びにいこうと思った場合、Mゾーンと1ゾーンを一緒に選ぶ必要があります。

色々な一日券の値段をチェック

MVV(ミュンヘン交通網)の一日券(ドイツ語)

MVVで一日券をチェックしてみると、一人「Mゾーン」のみだと(*ミュンヘン中心部のみの移動)9.20ユーロです。(2024年現在)

Mー1ゾーンを調べてみると10.50ユーロです。(2024年)

ミュンヘン空港からMゾーンの場合

例えば、ミュンヘン空港に到着して、ミュンヘン中央駅のホテルに行く場合、「M-5」を買う必要があります。

通常、単発の移動のための片道券(Einzelfahrkarte)、もしくは日中何度でも移動できる日券(Tageskarte)を買います。

  • Kurzstrecke(クルツシュトレッケ): 「Kurzstrecke」チケットは、「短距離」チケットとも呼ばれ、非常に短い距離の移動に使用されるチケットです。具体的な条件は都市や交通機関によって異なりますが、一般的には数駅分(例えばバスなら3〜4停留所、トラムや地下鉄では2〜3駅)の移動のみ有効です。このチケットは、非常に近距離を移動する場合の最も経済的な選択肢です。
  • Einzelfahrkarte(アインツェルファールカルテ): 「Einzelfahrkarte」は、「片道券」と訳されます。これは、購入した時点から有効となり、通常は購入後数時間以内(例えば1時間や2時間)に限り、乗車した交通機関内で有効なチケットです。このチケットは、利用者が乗車する区間のゾーンに基づいて運賃が決まります。長距離移動や複数ゾーンを通過する場合など、Kurzstreckeよりも広範囲の移動に適しています。

Kurzstrecke,Einzelfahrkarte,Tageskarte

自販機での一日券(Tageskarte) の買い方

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