レープクーヘン:ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家

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グリム童話に編集されている「ヘンゼルとグレーテル」

子供たちが親に捨てられてしまい、森を彷徨っていたらお菓子の家に辿り着きました。この家は魔女の家でした。

家に帰れるように兄ヘンゼルが、白い小石やパンを道にまいたシーンが印象的。

そしてもっとも、子供たちの心を躍らせるのが、お菓子の家です。

お菓子の家を構成している「レープクーヘン」は、ドイツのクリスマスには欠かせないお菓子。蜂蜜を使ったスパイスの香りのお菓子です。

 
メルへンは、当時のドイツの社会情勢と深く関わっています。飢餓で困った住民たちが、子供たちを捨てる口減らしをしました。つまり物語は、中世ヨーロッパの飢餓の様子を伝えるという一面も持っています。また「魔女狩り」を正当化させるために読み聞かせてたとも考えられています。
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レープクーヘン

ドイツの伝統菓子「レープクーヘン」

ドイツで「レープクーヘン」はどこにでも売っています。しかし、どこでも買えばいいというわけではありません。味の品質がまったく異なります。普通のスーパーで売っているものが必ずしも美味しいとは限りません。よって現地のドイツ人は、より洗練されたレープクーヘンを買い求めます。

レープクーヘンの名店

名店 Café Simon

ここではさまざまなヴァリエーションのレープクーヘンが楽しめます。文句なしの美味しさです。

ドイツ パッサウの名店カフェ「Simon」で、絶品レープクーヘンを堪能

通販できる:老舗の美味しいレープクーヘン

Düllのレープクーヘン

ニュルンベルクのエリーゼンレープクーヘンは、最高級の素材のみを使用し、今もひとつひとつ手作りされています。そのため、すべて手作業で製造され、釉薬も手作業で塗られています。※エリーゼンレープクーヘンは、小麦粉を使わず焼かれることが多いです。

クリスマスマーケットではこんなものが

ドイツのクリスマスマーケットには、さまざまな形のレープクーヘンがあります。家を建てるためのレープクーヘンもあります。かわいいですよね。

レープクーヘンを家で焼く

クリスマスの時期には、家族でレープクーヘンを作ります。仕込みは10月くらいから行います。作ったレープクーヘンはクリスマスの時期に、少しずつ食べていきます。

【動画】ドイツ人はレープクーヘンを家庭で作る

<レープクーヘンとドイツ・クリスマスの過ごし方>

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